今年东京大学本科生入学典礼上说了什么?(致辞朗读版)
4月12日,东京大学在武道馆举办今年的入学仪式。时隔3年,学生家长也可以一起进入会场参加这项典礼。
新闻听力:东京大学在武道馆举办入学仪式,今年学生家长也可以出席
每年东京大学入学仪式上的“致辞演讲”都会引起关注,今年发表致辞的嘉宾之一,是东京大学教养学部毕业的老校友马渕俊介,他也是一位从事发展中国家支援工作的人类文化学专家。

马渕俊介本次的演讲,对于即将进入大学开始学习的学生们来说,有非常重要的参考价值。简而言之,就是以一个过来人的角度,“希望自己在上大学前就能明白的两件事”,关于“梦想”和“经验”。
他表示,现代大学生要勇于追寻梦想,从事自己真正喜欢的、梦想的事业,才能在这条路上走到极致。以及在接下来问题越来越复杂的世界,想要在某个领域做到头部非常不易,但是如果能善用多个领域的“跨界经验”解决问题,也能成为独一无二无法取代的人才。
以下是油管博主cosodatelabo的朗读版,也是马渕俊介本次致辞的精华部分。整个文字难度不高(N3左右),但是文章结构非常精妙,适合朗读或精读学习使用。
视频请查看:https://mp.weixin.qq.com/s/tJiPJhhHmJePawPjhi-aSA
以下为“精华版”朗读内容以及翻译分享:
令和5年度東京大学学部入学式 祝辞
2023年东京大学本科入学仪式 祝词
新入生の皆さん、そしてご家族、ご親族の皆さま、おめでとうございます。
各位新生,以及家长、家人们,祝贺各位。
大学の4年間は、「自分で創り、自分で切り拓く、自分の人生」のスタート地点です。そしてこれからの皆さんの人生の中で、一番自由に、自分の器を広げ、自分の夢を探して突き進める時期でもあります。
大学4年时间,是开始“自己创造,自己开拓,自己的人生”的地方。然后,也是大家今后的人生中最自由,最能扩大自己的才干,最能探索梦想前行的时期。
私が皆さんより少し人生を先に生きてきて、とても大事だと感じていること、大学に入るときに知っておきたかったと思うことを、2つのお話しを通して共有します。
我和大家相比虚长了几年岁月,在这里分享两个自认为非常重要,而且是大学入学时就希望自己明白的事情。
一つは「夢」について。もう一つは「経験」についてです。
一个是关于“梦想”,另一个是关于“经验”。
まずは、夢について。
「夢」について皆さんにお伝えしたいことは2つです。
首先是关于梦想,我有2点要说。
1つは、夢に関わる、心震える仕事をして欲しいということ。自分の夢に関わる本当に好きなことをやらないと、それを徹底的に突き詰めることはできません。また、好きなことをやってないと、幸せの尺度が「自分が他人にどう評価されているか」になってしまう。それではうまくいかないときに持たないです。他人の評価を気にする他人の人生ではなく、自分がやりたいことに突き進む自分の人生を生きてください。
第一个是,希望大家能从事关于梦想的、让自己心灵震颤的工作。如果不去做自己真正喜欢的关于梦想的工作,就无法在这条路上走到极致。而且,不做自己喜欢的事情,幸福的尺度就会变成“别人如何评价自己”。如此,在人生不顺利的时候是撑不住的。不要度过在意他人评价的“别人的人生”,请度过在自己想做的事情方面勇往直前的“自己的人生”。
もう一つお伝えしたいのは、夢は、探し続けて行動し続ける人にしか見つけることはできないということです。夢が見つけられないというのは、ほとんどすべての人が抱え続ける悩みですが、夢は、待っていれば突然降ってくるものではありません。探し続けて、行動してみて、その中で少しづつ「彫刻」のように形作っていくものだと思います。周りに流されず、自分の興味のままに、探し続けてください。そしてそれが一番自由にできるのは、今からの4年間です。
另一件想说的是,只有持续探索不断行动的人,才能找到梦想。不知梦想为何,是几乎所有的人都会有的烦恼。但是,梦想并不是你等着就忽然降临的东西。要持续探索,尝试行动,在这个过程中逐渐“雕刻”成型的,才是梦想。请不要随波逐流,要对自己感兴趣的事物持续加以探索。接下来的4年时间,也是你们能够最大程度自由做这些事的四年。
二つ目のお話は、「経験」についてです。
第二个要说的,是关于“经验”。
皆さんはこれからいろいろな学問や仕事で身に着けた力、「経験」を組合わせて、そのすべてで問題解決に挑むということです。民間と公共の壁や、医療と文化、社会の壁などを「越境」した経験を持って、問題解決をまとめる力は、問題がどんどん複雑になるこれからの世界では、本当に重要になります。一つの分野で世界のナンバーワンになることは、とても難しい。ですが、いくつかの重要な分野の経験やスキルを、自分だけにユニークな組合せとして持っていて、それらを掛け算して問題解決に使えるのは自分だけという「オンリーワン」には、なることができます。
大家接下来会运用各种学问、工作中掌握的能力,和“经验”相组合,以全力去挑战解决问题。在接下来问题越来越复杂的世界,拥有对民间和公共壁垒、医疗和文化、社会壁垒的“跨界”经验并且能解决难题的能力,是至关重要的。在一个领域成为世界第一,非常困难。但是,如果拥有若干重要领域的经验和技能,并以自己独特的组合方式,在解决问题的过程中产生相乘效果,自己就会成为不可替代的“唯一”。
そこでとても大切なことは、「環境が人を作る」ということです。人間は弱くも強くもあり、自分のいる環境をたった一人で突き抜けて大きく成長していくことはとても難しいですが、逆に凄い人たちの中で、あるいは修羅場に身を置いて、難しい挑戦を続けていると、それが普通にできるようになって、その次のさらに大きな機会に手が届くようになります。環境は、「わらしべ長者」のように力をつけて、「経験を組合わせ」ながら得ていくものです。私の場合はそうやって徐々にできることを増やしていって、今に至っています。
于是最重要的就是“环境造就人”。人有强有弱,在自己所处的环境中,只有自己突破、大步成长是非常难的一件事。相反,身处牛人之间,或者置身于“修罗场”中,不断挑战难题,并把难题变成普通的问题,下次就会够到更大的机会。环境会像“稻草富翁”一样赋予你力量,“组合经验”会有所收获。我个人就是这样逐渐提升能力,直到现在。
最後に、人生のリスクについてお話しします。
最后,我要说的是人生的风险。
人生は日にちに換算すると、3万日しかないと。私はすでに、1万7千日を使っています。皆さんは、大体すでに7千日近く使っています。そして次の1万日は、もの凄く速く過ぎていきます。
人之一生,如果换算成天数,只有3万天,而我已经使用了1万7000天。大家使用了近7000天,然后接下来的1万天,会过得非常非常快。
時間がすごく限られている中で、考えるべきリスクは、何かに失敗するリスクではなくて、難しい挑戦に踏み込まないことで、成長できず、なりたい自分になれないリスク、世界に対してしたい貢献ができないリスク、行動を起こさずに「現状に留まることのリスク」だと思います。
在极其有限的时间里,应该考虑的风险,并不是什么失败风险。而是如果不踏入艰难的挑战,就无法成长、无法成为想成为的自己这种风险,以及无法对世界做出自己想做的贡献这种风险,不行动就会“停留在现状里”的风险。
パナソニックを創業した経営の神様、松下幸之助の「道」という、私の座右の詩があるのですが、そこで彼はこんなことを言っています。一部を引用します。
创立的松下的经营之神松下幸之助曾写过一首叫《道》的诗,我奉为座右铭,他说了以下这些话,这里引用一部分:
“自分には自分に与えられた道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。”
“每个人都有自己与生俱来的路,
虽然不知道这是一条什么道路,但除了你别人都无法走。
这条路只有自己可行,而且仅能走一次,不可回头。
被他人的道路吸引,左思右想驻足不前,根本无益于自己的道路开拓。
开辟道路,首先必须要走
要坚定心志,拼命往前走
就算那是一条绕远的路,不眠不休往前走的姿态,也定会为你开辟出新的道路。
也会生出深深的欢喜。”
皆さんの東大での4年間が、皆さんだけのかけがえのない道を、悩みながら心を定めて懸命に歩む、その一番最初の充実した時間になることを、心からお祈りしています。
改めまして、おめでとうございます。どうもありがとうございました。
衷心希望大家在东京大学的4年,是烦恼却坚定、努力地走上属于自己独一无二那条路,最初的充实时光。
再次祝贺,感谢大家。
令和5年4月12日 馬渕 俊介
2023年4月12日 马渕俊介
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